まばゆい陽射し、エキゾチックな街並み、郷愁をかきたてる三線の音色……。
目的がビジネスでも観光でも、沖縄の旅にはいつだって独特のトキメキがありますよね。
「もっとこの“南の楽園”を遊び尽くしたい!」と感じたら、連泊でゆったり羽を伸ばしてみませんか?
リゾート感満載。
新感覚の西鉄インへようこそ!
会議のために沖縄を訪れた旅の主人公・リョータが滞在するのは、那覇空港から車で10分、モノレール「県庁前駅」からは徒歩3分の『西鉄リゾートイン那覇』。オフィス街の中心地にありながら、那覇を代表する繁華街「国際通り」へも徒歩5分という抜群のロケーション。ビジネスにも観光にも利便性が高く、目的を選びません。
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出迎えるスタッフの制服は、もちろん地元の正装・かりゆしウェア。温かい方言混じりのもてなしに「沖縄に着いたんだなぁ」と早くも和やかモードです。
2012年オープンの西鉄リゾートイン那覇は、「リゾート」のフレーズにふさわしく、ロビーや外観、部屋のインテリアまですべてがスタイリッシュなモダン仕様。他の西鉄インとは一線を画すグレード感に「これなら疲れて戻ってきても、すっきり気分を切り替えられそう!」。しかも今回は思い切って連泊プランをチョイス。さあ、どんな素敵な出会いがリョータを待っている?
朝から丸1日かかった会議から完全に解放されて、とことんまで呑みあかせるのは、連泊ならではの“ご褒美”。となれば、やっぱりまずは定番の、沖縄郷土料理と泡盛で始めましょう。
最初に暖簾をくぐったのは、ホテルから目と鼻の先にある『肴家 あうん』。郷土料理と創作料理の品数は合わせて100種以上もあり、目移りする人も多そうです。私ももちろんそのひとり……。
どれにしようか悩んでいると「料理はハーフサイズもできるので、いろいろ食べていってくださいね」と板長さんの助け舟。
器に盛られる素材はすべて化学調味料は不使用。野菜は無農薬の自社農場で自ら栽培するなど、ヘルシー志向の人にも嬉しい一軒でした。
今宵は夜ふかし上等のリョータ。まだまだ行きます那覇の夜。
さて、沖縄と言えば民謡酒場が人気です。国際通りにほど近い『酔ーちゃー家 あかがーら』では20時と22時から30分ほどの無料ライブステージが行われているとか。
今宵は店主の砂川眞行さんが三線を手に取って、心に沁みる音色と歌声、そしてユーモラスなトークを聞かせて客席を盛り上げます。
そしてラストは恒例の、お客さんが総立ちで踊りあかす光景も見られました。そうそう、沖縄にいると、なぜか楽しい気持ちを素直に表したくなる、そんな気分になるんです。
日頃はダンスと無縁のリョータも、ふと気づけば踊りの輪の中でノリノリに。さてこの勢いで、次はどこへ繰り出しましょうか?
昨夜は何時に戻ったか分からぬままに、いつの間にかぐっすりと夢路をたどったリョータが目覚めたのは10時過ぎ。寝坊したのに余裕の表情なのは、ポイントメンバーズ特典の『レイトチェックアウト』をあらかじめ申し出ているから。朝方に1時間ゆとりがあるかないかの違いの大きさを実感します。
心置きなく呑みあかし、地元の人々と楽しく語らった那覇の夜。それもまた、かけがえのない沖縄土産になるはずです。
*西鉄リゾートイン那覇は、最長12時まで滞在可能。少々寝過ごしても、ゆっくり荷物をまとめる余裕が持てます。夜型の人でも、ゆったりした朝をお過ごしください。
※本文中の価格はすべて税込表示です。
好物は”後回し派“のリョータは、滞在最終日となる明日いろんなスポットを回ることに。静養に充てる今夜は、明日のスタミナをたっぷり摂って早く寝るだけ。
ホテルで「てっとり早くスタミナを付けるには?」とスタッフに尋ねてみると、「ならばステーキはいかがでしょう?」とのアドバイスを受けて訪れたのがこちら、ステーキハウス『HAN‘S (松山店)』。
一見、都内でもちらほら見かける、この手のステーキ店と変わり映えしないかも、などと特に何も気にせず注文したのは、最近登場して大反響を呼んでいるという、ジャンボステーキシリーズ。サーロイン、T-ボーン、キューブロール、ランプの4種類のうち、今回選んだのは、カラダ想いの「ランプステーキ」です。
肉の焼き音が強まると同時に、オレンジ色の閃きが一瞬、フロアを照らしました。ふと光の出所である厨房に目を向けたとき、焼かれている肉を見てビックリ!注文したジャンボステーキシリーズとは、なんとビーフ1kgを焼き上げるというメガ盛りメニューだったのです!
想像以上のボリュームにややたじろいでいると、ほどなくしてステーキとご対面。むむむ……、手元に置かれるとさらに大きく感じます。なるほどこれはド迫力。
見た目のインパクトもさることながら、口に運んで2度驚愕! 赤身とは思えないほどジューシーで味わい深く、やわらかな歯ごたえ。予想を超えた美味しさに、怯むどころか夢中でステーキと格闘する“肉食男子”に変身。
完食を目指し、巨大なステーキに立ち向かうリョータの運命やいかに?
ボリュームたっぷりの肉ではちきれんばかりのお腹を抱え、リョータは、寄り道せずにそのままホテルへ。
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翌朝7時にすっきりと目覚めると、かりゆしを羽織って早朝散歩へ。20分ほどのんびり歩いて進むと、那覇市唯一の海水浴場『波の上ビーチ』に到着です。
さわやかな朝日と波の音が、最終日にのぞむ高揚感を静かにかきたてます。連泊最終日のスタートは、こうしてさわやかに幕を開けるのでした。
ホテルへ戻る頃には身体もすっかり目覚めて、気づけば腹時計の音が……。ということで、地元で評判というパンを味わいに、部屋には戻らずそのまま1Fのベーカリーレストランへ。
ズラリと並んだメニューはパンだけでなく、沖縄そばやタコライスなど郷土料理もバイキング形式で選べる、充実のラインナップ。バラエティに富んだメニューの朝食も、ここに宿泊する楽しみのひとつです。
チェックアウト後に最初に向かったのは、多くの店とお客さんでごったがえす『牧志第一公設市場』。生活者のパワーあふれる空気を吸い、店のオバァたちとの会話も楽しめる、観光客人気も高い名所です。
お腹が空いたら、1階の鮮魚店で好みの魚を買って、2階の食堂で調理してもらうこともできます。鮮度抜群の魚を、その場で味わうという臨場感に満ちた体験は、ちょっとクセになりそうです。
リョータが旅の総仕上げに選んだところは、日本人でもデパート感覚で買物ができる大型路面免税店『Tギャラリア 沖縄 by DFS』。
免税店はふつう、海外旅行の行き帰りでなければ買い物できませんが、ここ Tギャラリアは海外旅行と同じように、国内旅行でも免税品を購入できるのが最大の特徴。国内外を問わず、連日たくさんの旅行客で賑わっています。
店内にはトレンド最前線を行く、旬のブランドが勢揃い。しかも最大30%もお得となれば、予定に組み込まない理由はありませんね。なお買物はフライト2時間前までに終えればOKです。
沖縄最後の想い出づくりに「日頃がんばっている自分へのご褒美探し」と決意したリョータ。ひと通りの撮影を済ませると、この日一番の笑顔で店内の人の群れへと吸い込まれていったのでした。この日一番の笑顔で……。
今回の連泊プランのご提案はいかがでしたか?
出張ついでに思いきって連泊すれば、滞在に充分なゆとりが生まれます。
自分も今回、時間を気にせず市場や飲食店をゆっくり回れましたし、そこで地元の皆さんとじっくり交流したことを通じて、大きな何かを学んだ気がします。
人々の大らかな明るさに触れると、いつの間にか表情は緩み、あれこれ浮かんでいた些細な不安など、不思議とどうでもよく思えてくる。そんな前向きなエネルギーの源にあふれた沖縄のことが、前よりもずっと好きになりました。
連泊は、慌ただしい一泊かぎりのスケジュールでは分からない、旅先の隠れた魅力に触れるチャンスです。時間の許す限りぜひ一泊でも長く滞在を続けて、見どころ満載の沖縄を存分にお楽しみください。